PA-24 支点部分の調整方法
工具を使い続けると、摺動部(支点)が摩擦によってすり減り、スキマが発生して嚙み合わせが悪くなります。
嚙み合わせが悪くなると、端子を加工する精度が落ちたり、場合によっては工具が使えなくなることがあります。
PA-24には摩耗により発生したスキマを調整することができる弊社独自のセットピンが搭載されております。
末永くご愛用いただくためにも定期的なセットピン(支点部)調整をおすすめいたします。

また、普段から簡単にできるメンテナンスもございます。
それは、支点部分にこまめに油を差し、グリップを開閉してなじませることで常に快適な作業ができます。
支点部分(セットピン)の断面イラスト
PA-24 支点1.jpg
PA-24 支点2.jpg
摩耗でできたスキマはネジを締め直すことで​無くせます。
作業手順
①工具裏面のナットをモンキーで固定し
 対辺2.5mmのレンチで六角穴付きネジを
​ 反時計方向に回し、ゆるめます。
 
 これにより、六角穴付きネジによる
​ ボルトのロックを解除したことになります。
 
 この時、六角穴付きネジは完全に外さず
​ 少しゆるんだ程度で回転を止めて下さい。

 
PA-24 支点4.jpg
②表面のボルトをしめて、調整します。
 この時に確認するのは以下の2点です。

・グリップを両手で持ってひねった時に
 支点部分にガタが無いか。

・グリップがバネによって自然と開くか。
PA-24 支点5.jpg
※②の補足
 
グリップを両手で持ってひねった時に
支点部分にガタがある場合
→ボルトを少ししめます。

グリップを握り込んだあと、手の力を
抜いても、バネによってグリップが開かない場合
→ボルトをしめすぎている状態です。
​ 少しだけゆるめてください。
PA-24 支点3.jpg
​グリップを両手で持って
前後にひねる動作
③表面のボルトをモンキーで固定し
​ 裏面の六角穴付きネジをレンチでしめます。
 
 ※締付トルクは2N・mです。
  ギュ~っと力をかけるのではなく
  最後にグッと短く力を入れて
​  しめるイメージです。
PA-24 支点6.jpg
調整がうまくいかなかった場合は…
もし、上記の方法でも調整がうまくいかず、製品の不具合が治らない場合は
​お手数ではございますが弊社へお問い合わせください。
​メンテナンス、交換など、ご対応させていただきます。