銀次郎です。 ネジザウルスGTの裏話の続きとして黙ってられずには居られないグリップの秘密をこっそり公開させていただきます。 まぁ秘密ってほどでもないんですが設計者の思想を伝えたい!しかし、購入して手に取ってもらわないと伝わらないので購入される前にこのブログを訪れていただいた方に聞いてもらえたらと思います。
前回グリップの形状や模様についてちゃんと意味があるんでございます!と書かせていただきましたが、このグリップに使われている材質の特徴を生かした最大のギミックを書かせていただきます。
一般的なグリップを見てみましょう。
PZ-55元祖ネジザウルス君です。グリップが細く生産コストを重視したタイプですね。ほとんどのペンチ系工具にはこのタイプのグリップが採用されています。
新製品のネジザウルスGTには環境に配慮した素材のエラストマーを採用し、徹底した市場調査やモニタリングから現在の形状に至ったわけですが・・・秘密とは長時間使用しても一般的なグリップに比べて手のひらが痛くなりにくいという点でございます!
ちなみに このグリップのコールサインは「θグリップ」これまで開発されてきたグリップの(ボツを含めて)8番目となるのでギリシャ文字の8番目の文字に合わせてシータグリップとなずけられました。(作者はこんな解説が好きです)どこかで聞いたような名づけ方ですが(笑)
秘密はグリップエンド部分にあけられた四角の穴。この穴が変形して手のひらに沿うのです。
エンド部分は動くようにあえて固定しておりません。グリップが動いて気持ち悪い!という方は(ほとんどいらっしゃらないかと思いますが)接着剤を流し込む穴がグリップ両サイドに4つとグリップエンド部に1つありますのでがっちりと固定してみてください。
でもこの工具の最大の特徴はなんといっても先端のギザ部分ですので・・・この話はまさに裏話ですね。
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